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平面アンテナとは何?仕組みやメリット・デメリットなどを解説

新居の購入やアンテナ交換のタイミングで、家の外観に影響を与えにくい「平面アンテナ」の設置を検討している方も多いでしょう。

近年では見た目がスッキリしていて、外観に影響を与えにくい平面アンテナが人気を集めていますが、「従来のアンテナと比べて受信性能はどうなのか、デメリットはあるのか」などは気になる部分かと思います。

今回の記事では、「平面アンテナとは?」というテーマで、その仕組みやメリット・デメリット、設置費用の相場などを紹介します。

アンテナを新設・交換しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

平面アンテナとは?

薄型で平面状の形をしている、地上デジタル放送の電波を受信するためのアンテナです。

主に壁面やベランダなどに設置されることが多く、スタイリッシュなデザインが特徴で「壁面アンテナ」や「デザインアンテナ」とも呼ばれています。

従来の八木式アンテナは、電波を受信する素子が魚の骨のように取り付けられていますが、平面アンテナは、電波を受信するための素子にあたるものが内部に格納されています。外側はプラスチック樹脂などのカバーで覆われているため、素子が風雨や紫外線などの影響を受けづらくなります。

カラーバリエーションも豊富で、ブラック・ホワイト・ブラウンなどがあり、外壁の色と合わせることで、アンテナが目立ちにくくなります。そのため、新築で家の外観を損ねたくない場合などに選ばれることが多いです。

仕組み

アンテナ内部は、金属板(放射素子)や反射板が組み合わさっており、電波塔から送信されるテレビ電波を受信できる仕組みになっています。電波が金属板に当たると微弱な電流が発生し、それが同軸ケーブルを通じてテレビに送られることで、映像や音声として映し出されます。

アンテナは素子数が大きいほど受信感度が高くなり、一般的な平面アンテナは20素子ですが、一回り大きいサイズの26素子のものもあります。

平面アンテナのメリット・デメリット

平面アンテナのメリット・デメリット
ここでは、平面アンテナの主なメリット・デメリットを解説します。

メリット

最大のメリットは、デザイン性の高さです。一般的に、外壁に取り付けられることが多く、外壁の色に合わせたものを選べば自然と溶け込み、パネル型で薄型設計のため、外壁と一体化し住宅の外観を損ねることがありません。

風の影響を受けにくいというメリットもあります。八木式アンテナの場合、台風などの強風の影響を受けやすく、アンテナの向きがズレたり、倒壊したりする危険がありますが、平面アンテナは強風でも大きな影響を受けず、向きの調整の必要や倒壊の危険性がありません。また、鳥がとまりにくく、自然環境による影響が少ないので劣化も進みにくくなります。

さらに、壁面やベランダなどに比較的簡単に設置できるため、知識があれば自分で取り付けることも可能で、メンテナンスがしやすいというメリットもあります。

デメリット

一方で、デメリットや注意点もあります。まず、設置できる環境に限りがあり、受信性能もやや低いという点です。壁や建物などの遮蔽物があると電波が十分に届かず、安定した視聴ができなくなることがあるため、基本的に電波塔の方向の外壁やベランダなど設置場所に限りがあります。

また、電波塔とアンテナの間に建物や樹木などがない環境を選ぶ必要があり、もし遮蔽物などがある場合には、ブースターを併用する必要があるでしょう。

一般的な八木式アンテナと比べて、設置費用もやや高めで、ブースターを設置する必要があるケースが多いので、その費用を見積もっておく必要があるでしょう。

さらに、地方局が映らない場合もあります。キー局と地方局では電波塔が異なるので、設置方法によっては、地方局の電波を受信できないこともあるのです。

平面アンテナの価格・設置費用

平面アンテナの価格や設置費用は、本体の性能や設置する場所によって異なります。目安としては、本体価格が7,000円~15,000円程度、設置工事費用が20,000円~60,000円程度で、合計27,000円~75,000円程度です。

なお、電波が弱い地域や周囲に高い建物や樹木がある場合には、電波を増幅する必要があり、複数のテレビを視聴する場合は、分配器で電波を分ける必要があるので、ブースターの設置が必要になります。ブースターを設置する場合には、別途15,000円~程度加算されます。

費用は住宅の構造や電波状況によって変わるので、見積もりを取って信頼できる業者に依頼しましょう。

平面アンテナを設置するなら

平面アンテナは、壁面アンテナやデザインアンテナとも呼ばれていて、スタイリッシュなデザインでカラーも豊富であることから、家の外観を損ねない等の理由から人気が高まっています。また、台風などの強い風の影響を受けにくく、倒壊などのリスクが低いというメリットもあります。

一方で、環境によっては電波が十分に届かず、安定した視聴ができないことがあったり、費用がやや高額であるというデメリットもあります。

そのため、平面アンテナを設置する際には、複数業者の見積もりを取り、設置費用を比較することも大切です。

なお、平面アンテナの設置をご検討されているのであれば、ぜひ「アンテナ屋さん.com」へご相談ください。

アンテナ屋さん.comは、現地調査は完全無料で、工事内容と料金のご説明をしっかりと行い、お客様のご了承をいただいた上で工事をさせていただきます。工事後の追加料金は一切発生いたしません。

また、設置工事には、アンテナ本体・部材一式・配線工事・電波の受信確認・チャンネル設定が含まれており、平面アンテナ(デザインアンテナ)であれば、27,500円(税込)から工事が可能となっております。

さらに、工事後の7年間の保証がついており、テレビが映らない、映りが悪いといったアンテナの不具合によるトラブルに対して迅速に対応させていただいております。

業者選びで悩まれた際には、専門知識と経験豊富な「アンテナ屋さん.com」へご連絡ください。

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