テレビアンテナの工事・設置は自分でできる?DIYの方法や注意点を解説
「費用を安く抑えるためにアンテナの設置を自分でやりたい」「古いアンテナを自分で交換してみたい」と、考える方は少なくありません。
実際、テレビアンテナの工事を実施する際、専門の資格は不要です。基本的な工具と一定の知識があれば、作業は可能です。
ここでは、テレビアンテナ工事を自分で行うのは容易なのかどうかや、必要な工具・方法について解説していきます。
また自分でやる場合の注意点についても触れますのでぜひ最後までご覧ください。
テレビアンテナの工事・設置は自分でできる?
結論を言うと、テレビアンテナ工事は、必要な工具と知識があれば自分で行うことが可能です。
アンテナ工事には主に以下の物が必要になります。
- 地デジ用またはBS/CS放送用アンテナ
- 同軸ケーブル
- ドライバー
- 電波測定器
- 高所作業用のはしご
- アンテナの支柱・支線
- 分配器と分波器
- アンテナを固定する金具
- 穴あけ用のドリル
- 穴埋め用のパテ
ホームセンター等でアンテナ本体や固定金具が売っているので、作業に必要な物は全て揃えることが可能です。
また、テレビアンテナ工事を設置する前に以下の予備知識も知っておきましょう。
- アンテナ工事は基本的に高所作業である
- ケーブルを通すため外壁に穴を空ける必要がある
- テレビ電波を適切に受信できる位置を把握する必要がある
- 自宅の電波環境に合ったアンテナを選ぶ必要がある
以上のように、必要な物と予備知識を身につければアンテナ工事を自分で行うことは可能です。
ただ、アンテナ工事は、実際自分で工具を揃えて作業するより、業者に任せた方が安く済む場合もあります。
もし作業に自信がないと思った方は、無理に自分で作業しようとせず、一度業者に見積もりを提示してもらってから検討するのがおすすめです。
テレビアンテナの設置を自分でやる方法
「アンテナ工事を自分でできるかもしれない」と感じる方は、これから解説するテレビアンテナの設置手順を参考に実践してみてください。
1.アンテナの設置場所を選定する
テレビを快適に視聴するためには、電波が十分に受信できる位置にアンテナを設置する必要があります。
電波測定器を使い、屋根上・ベランダ・外壁等十分な電波が受信できる場所を選定しましょう。
実際アンテナの設置場所に応じて取り付け可能なアンテナの種類も異なるため、設置場所の選定を行ってから本体・工具を揃えると無駄がありません。
2.固定用の金具を取り付ける
アンテナの設置場所が決まったら、本体を取り付けるために土台から設置します。
例えばUHFアンテナを屋根上に設置するなら「屋根馬」、デザインアンテナを外壁に設置するなら「壁面取付用金具」を用意しましょう。
また、アンテナのバランスを保つために屋根上なら支線、外壁ならドリルで穴を空けて金具固定する作業も必要です。
ちなみに外壁に穴を空ける場合は、雨風や害虫の侵入を防ぐため、隙間を埋めるコーキング処理も必須です。
3.アンテナ本体の取り付けと位置の調整
アンテナの土台が完成したら、本体を取り付けていきます。
UHFアンテナの場合は、支柱に本体を取り付けて金具に固定する。デザインアンテナを外壁に設置する場合は、直接金具に固定します。
アンテナ本体を取り付けたら、電波を適切に受信できるよう位置と角度の微調整が必要なので、電波測定器で細かくアンテナレベルを確認しましょう。
4.ブースターの設置や配線処理
アンテナ本体の設置が完了したら、通気口や窓のサッシを利用してケーブルを室内に引き込む処理をします。
もし室内にアンテナケーブルの引き込み口がない場合は、エアコンの設置工事のように、別途ドリルで穴を空ける必要があります。
また、アンテナを設置後十分な電波が受信できなければ、電波を増幅させるブースターを追加で設置するのも選択肢の一つです。
ブースターは、アンテナ本体の直下や背面、コンセントのある屋根上や天井裏に設置するのが一般的です。
ケーブルの引き込みやブースターを設置後、テレビが正常に映るか確認し、問題なければテレビアンテナ工事の完了となります。
DIYのアンテナ工事に関する注意点
ここまでテレビアンテナ工事を自分で設置する手順を解説してきましたが、作業時は以下のような注意点もあります。
- 高所作業で落下のリスクがある
- 電波を受信するには適切な位置の把握が必須である
- 必要であれば外壁に穴を空けて処理しなければならない
まず、アンテナを屋根上・外壁いずれの場所に設置するにしても、高所作業になるため、落下のリスクはどうしても伴います。
また、アンテナは十分な電波が受信できる「最適な位置」に設置しないとテレビは映りません。
地デジ用アンテナであれば、電波測定器を使って最寄りの電波塔から遮蔽物のない位置を見極める必要があります。
そしてテレビアンテナを設置したあとはケーブルを室内に引き込む等配線の処理も必要です。
引き込み口がない場合は、自分で外壁にドリルで穴を空ける必要があるため、若干大掛かりな工事になってしまいます。
このようにアンテナ本体を設置すること自体は自分でも可能ですが、電波の微調整や配線処理に専門知識が必要なため、作業に自信がない場合はアンテナ工事専門業者に任せることをおすすめします。
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アンテナ工事を自分でやるのは難しい…
アンテナ工事は、電波に関する知識があり工具を揃えることができるなら自分で設置することが可能です。
しかし実際には、電波の微調整や配線処理などより専門的な作業も必要になるため、労力がかかってしまいます。
アンテナ専門業者に任せた方が安くて早くて安全なケースも多いため、自信がない場合は自分で作業するのはおすすめできません。
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