強風でアンテナが倒れた場合の修理費用の相場は?するべき対応も解説
台風発生時の強風の影響でアンテナが倒れてしまい、テレビが映らなくなってしまいお困りですか。
結論からお話すると、強風でアンテナが倒れた時、向きがズレてしまった時などはアンテナ工事業者に依頼すれば修理してもらえます。
また、火災保険が適用されれば費用は無料で直せる可能性があるため、まずは保険会社に連絡するようにしましょう。
ここでは、強風でアンテナが倒れた場合の修理費用の相場や、火災保険が使えるケースについて詳しく解説していきます。
強風でアンテナが倒れた場合の修理費用の相場
強風でアンテナが倒れた場合の修理費用は状況によって費用が変わります。
以下でアンテナの修理内容と、作業別の修理費用相場をまとめました。
■アンテナ修理費用の相場まとめ(税抜)
アンテナの向き調整 |
20,000円〜 |
アンテナの立て直し |
25,000円〜 |
アンテナの撤去 |
20,000円〜 |
強風でアンテナが倒れた場合は「向き調整」や「立て直し」で対応できるケースが多いです。
アンテナの向き調整のみであれば、3階建てなど特殊な住宅で特殊作業車が必要になる場合を除き、費用は20,000円ほどで修理できるでしょう。
ただ、アンテナの立て直しの場合、本体の立て直しに加え、ケーブルの配線や本体の固定など、修理に必要な作業が多くなるため修理費用は25,000円〜となります。
また、強風でアンテナが倒れて故障してしまった場合の費用は、既存のアンテナを撤去した上で新品に交換する必要があるため、30,000円以上の費用がかかります。
なお、アンテナ屋さん.comでは「工事費込みの追加費用なし」の以下の料金で請け負っております。
・アンテナ調整・撤去(屋根上以外):16,500円(税込)
・アンテナ調整・撤去(屋上):19,800円(税込)
強風でアンテナが倒れた場合に火災保険は使える?
アンテナを故意に倒したわけではないので、修理費用をかけたくない方も多いですよね。
結論として、強風でアンテナが倒れた場合は、火災保険で費用を賄うことが可能です。ただし、例外もあるため以下で詳しく見ていきましょう。
|適用されるケース例
火災保険は、台風等の強風や雹(ひょう)、霰(あられ)などの自然災害により被害を受けた場合、補償が適用される事が多いです。
■アンテナ修理に火災保険が適用されるケース例
損害の種類 |
内容 |
風災・雪災 |
台風・豪雪などの自然災害により被害を受けた場合 |
水災 |
豪雨・洪水・津波・土砂崩れなどの影響で被害を受けた場合 |
火災 |
ガス漏れ・延焼などにより被害を受けた場合 |
第三者による被害 |
盗難や他者の暴力行為により被害を受けた場合 |
住宅購入時に火災保険に加入している場合は、契約内容に補償範囲が記載されているため、確認してみましょう。
また、第三者によりアンテナが壊された時でも保険が適用される場合があるため、併せて確認しておくと今後トラブルが発生した時に対処しやすくなります。
|適用されないケース例
一方、自然災害でも火災保険が適用されないケースがありますので説明します。
■アンテナ修理に火災保険が適用されないケース例
保険適用外のケース |
詳細 |
契約の範囲外 |
風災・雪災など損害に対応する補償を契約していなければ適用されない。 |
地震による被害 |
地震による被害は「地震保険」で賄われるため、別途保険に加入する必要あり。 |
被害が免責金額以下 |
被害金額が一定以下の場合保険が適用されないケースがある。 |
上記の中でも特に確認すべきは「被害が免責金額以下」のケース。例えば、被害金額が3万円以下の場合、保険が適用されないものもあります。
被害が免責金額以下だと、自然災害であっても火災保険が下りないため、加入している保険の契約内容はしっかり確認しておきましょう。
強風でアンテナが倒れた場合にするべき対応
ここまでのお話を踏まえて、強風でアンテナが倒れた場合にするべき対応についてまとめました。
ここでは火災保険を適用する場合を想定した手順を解説します。
1.保険会社に連絡する
強風でアンテナが倒れた時、まずは保険会社に連絡し、その後の流れを説明してもらいましょう。
一般的に保険会社に連絡した後は、担当者より「保険金申請書」と「事故状況説明書」が送付されます。
2.書類に必要事項を記入する
送付された書類に被害の経緯や事故状況などの必要事項を記入し、火災保険の申請準備を済ませておきましょう。
3.アンテナ工事業者に連絡する
倒れたアンテナを修理してもらうため、専門業者に連絡します。
業者に依頼後は、被害状況の証拠として現場の写真を撮影してもらい、修理内容が記載された見積書を作成してもらった上で保管しておきましょう。
4.書類を送付し保険の承認を待つ
「保険金申請書」「事故状況説明書」「被害現場の写真」「修理の見積書」を保険会社に送付し、申請が承認されるのを待ちましょう。
台風などの大規模災害後は、保険会社が対応で立て込んでいる場合もあります。
1週間以上連絡が来ない場合は、一度確認の連絡を入れるようにしましょう。
アンテナ修理業者の選び方
火災保険の申請に関わらず、アンテナ修理業者は自分で依頼する必要があります。
アンテナ修理業者を選ぶ際は、料金・費用に加え、以下のポイントにも注目すると良いです。
・実績が豊富であること
・保証が充実していること
まず、HPなどで施工実績を明示しており、かつ実績豊富な業者は、多くのトラブルを解決してきた経験があるため、技術力・対応力共に高いといえます。
次に、施工後の保証が充実している事も、アンテナ修理業者を選ぶ上で大切なポイントです。
というのも、業者によっては、台風などの自然災害による故障は保証の範囲内で対応してくれるところもあるからです。
今後、再び強風などでアンテナが倒れてしまう可能性は否定できないため「台風による故障は無償で修理」などの保証がある業者だと安心です。
強風でアンテナが倒れた場合の修理費用や対応をチェック
強風でアンテナが倒れた場合、基本的には「向き調整」「立て直し」といった作業で解決できるケースが多く、費用は20,000円〜25,000円程度となります。
しかし、アンテナが故障してしまった場合は、撤去や新品への交換が必要になるため、合計20,000円以上かかることも想定しておきましょう。
また、加入している保険の内容によりますが、強風でアンテナが倒れた場合は火災保険で修理費用を賄えます。
そのため強風でアンテナが倒れた時は、まず保険会社に連絡して適切な指示を仰いでくださいね。
火災保険の申請に関わらず、アンテナの修理は自分で業者に依頼する必要があります。
業者選びに迷った場合は、ぜひ「アンテナ屋さん.com」をご検討ください。
また、アンテナの撤去・処分・交換など複数の作業が重複した場合、値引きすることも可能です。
風に強いアンテナもはじめましたので、まずはお問い合わせください。
TEL:0800-808-0930